国産素材の雷おこし
地方で国産素材にこだわった食品というのは、町おこしの意味もあって時々見かけるが、東京で国産素材にこだわったお菓子というのはあまり見かけない。
なぜなら東京は地価も人件費も高く、売れる商品を作らないとやっていけないからだ。
しかし自然食品のお店で東京で作られた国産素材の雷おこしを見つけたのだ。
こういうところが頑張って作り続けてほしいと思う。
味も本当に素朴な昔ながらのお菓子という感じで、嬉しい。
苦労しないと手に入らないところが、逆に希少価値を生んでいいのだと思う。
素精糖のカステラ
素精糖とはサトウキビを原料とした精製しすぎないミネラルを含んだ砂糖のこと。
白砂糖は原料がサトウキビなのか、てん菜なのかも表示されておらず、より自然に近いもので作られたお菓子を、身体に取り込むようにしたい。
確かに色は少し黒ずんでいて普通に店頭で売ったら売れないと思われるが、本当はこのようなお菓子が身体にはいいのだと思う。
味は普通のカステラと変わらずとても美味しい。確かに値段は少し高いが、こういう自然派のお菓子が作られるのを応援したいものだ。
和栗の紅茶
栗の紅茶なんて珍しいと思って買ってみた。
ノンシュガーなのがいい。
栗の渋味も含めた栗本来の香りがする。
どうも最近の栗の味を付けたお菓子などは妙に甘ったるく作っていて、いかにも人工的な味になっている。
やはりこういう、少し苦味や渋みがある本来の味を味わうことが必要なのではないかと思う。
ナチュラルローソンのグリーンスムージー
手作りコロッケ
かなり久しぶりに嫁さんと一緒に買い物に行った。
そうしたら、これもかなり久しぶりに「夕飯は何がいい?」と聞かれたので、少し考えてポテトコロッケを所望した。
夕飯に食べたコロッケは本当に久々の手作りコロッケで、手作りの味が出ていて美味かった。
やはり、手作りコロッケは機械で作ったコロッケとは違うということがよくわかって少し嬉しかった。
嫁さんに感謝。
嫁さんに聞いたらいつも生協の出来合いのものを使っているので、手で一から作ったのは数年ぶりだったとのこと。
もしかしたら、手作りと機械の違いがわからなくなっている人がほとんどなのかもしれない。
そもそも、多くの人が手作りのものを食べる機会がほとんどなくなっているのだと思う。
この違いが分かる、つまり手作りの温かみというか単純な味だけの問題ではなく、味に付随する情感みたいなものが分かる人間であり続けたいと思う。